実地検査
このコーナーでは生徒が先生に有機野菜、有機野菜宅配に関する質問し、先生が答えていくという形式を取っています。有機野菜(宅配)というものを身近に感じていただき、正しい理解をしていただければと思っております。
~前回からの続き~
※前回の記事はこちら
前回の会話から数日後、A君の会社は認定申請の実地検査後の翌日のこと。
A君
昨日、有機農産物(有機玉ねぎ)の実地検査終わりました。
B先生
どうだった?
A君
言われた通り、生産行程管理担当者も格付担当者も、居合わせることができ、滞りなく終わったと思っています。
B先生
お疲れ。今後は改善要求があるかもしれないから、それが終わったら、いよいよ認定取得ができるね。
A君
改善要求ってなんですか?
B先生
おそらく実地検査には検査員の方が来たと思うんだが、検査員は認定機関に検査報告書というのを提出していると思うんだが、それを踏まえて、改善を指摘されることがあるんだ。
A君
なるほど。例えばどんな事が指摘されるんですか?
B先生
ま、色々あるんだけど、ハンドブックに書いてあるのはこんな事項があるよ
念の為聞くけど、生産者と認定申請の事務局は十分連携は取れているんだよね?
A君
はい、毎日会議をして、情報連携と意見交換をしています。家族経営ならではですがね。
B先生
OK。たぶん君はずっと一生懸命やってきているから、問題ないと思うよ。
そのうち認定書が交付されると思うよ。
認定書は、認定番号などこんな事項が記載されているんだ。
これが、交付されたら、いよいよA君の作った有機玉ねぎがJAS規格に基づいた有機野菜として生産することができるね!!
認定されると、認定機関のホームページに登載されるので、見ておいてほしい
A君
分かりました。楽しみに待っています!!